ダイエットをしていると、我慢できなくなって、ついつい食べちゃったという経験はありませんか?
せっかく頑張ってきたのに、衝動的に食べてしまうと
翌日体重が増えてしまったり、翌日浮腫んだりすると、やってしまった自分に嫌悪感を抱き、落ち込んでしまうことがあると思います。
1回食べてしまうと振り出しに戻った気分ですよね。
でも、安心してください。
ダイエットはジェンガ方式ではなく、ドミノ方式だからです。
…? どういうこと? みなさんの頭の中は、こうなっていることでしょう。
ダイエットがジェンガ方式ではなく、ドミノ方式の理由を解説します。
この記事で分かること
- ダイエットはジェンガ方式ではなく、ドミノ方式
- 衝動的に食べてしまって体重が増加する理由
- 衝動的な食べ過ぎを防ぐには
ジェンガ方式とドミノ方式
ジェンガとドミノの特徴を比べてみましょう。
ミスや失敗をした時
ジェンガは、失敗すると全てのブロックが崩れ落ちてしまいます。
次のゲームを始めるためには、1からブロックを組み直さないといけません。
0からのスタートになるのです。
しかし、ドミノは倒してしまっても、気が付いた時に、阻止すればこれより前のブロックは、倒れずに保持できます。
失敗しても途中からやり直せるのです。
ダイエットも少し食べてしまったからといって、振り出しに戻るわけではありません。翌日から立て直せばいいのです。
ゲームが後半に行くにつれて
ジェンガはゲームが続くに連れて、土台が不安定になり、崩れやすくなります。
一方で、ドミノはゲームが長引いても、土台は一定のままです。
また、ジェンガは積み上げるのに、限界がありますが、ドミノは場所とブロックがあれば、ずっと続けられます。
ダイエットは、長引くほど難易度が上がるジェンガとは違い、常にレベルは一定です。ただやるべきことをやるのみです。
ダイエットは、ジェンガ方式ではなくドミノ方式
ダイエットは、一度失敗しても振り出しに戻るのではなく、少し遠回りしただけです。翌日から立て直せばいいのです。
よってダイエットは、ドミノ方式なのです。
続いては、体重が増加した理由を見てみましょう。
食べてしまったことで体重が上がる理由
食べてしまったので、体重が上がることは当たり前ですが、体重の増加=太ったとは限りません。
体重が増加した理由は、水分量の増加と食べ物の物理的な重さによるものです。
つまり、一時的な増加である可能性が高いのです。
太るの定義は、体重が増えることではなく、体脂肪が増えることだと考えます。
体重は筋肉量が増えても、増えるので、筋肉の多いマッチョは、体重は重いですが太っているわけではありません。
1週間筋トレしても、マッチョにはなれません。筋肉は、1日や2日で付かないからです。
同じように体脂肪も1回食べたからといって大きく跳ね上がることもないのです。
水分量が上がるから
一時的に水分量が上がることで、体重も増加します。普段は控えている塩分の多いものを食べてしまうと、細胞に水分を蓄えます。
結果、浮腫んだり、水分量が増加したことで体重が増加したりします。
たくさん食べたから物理的に増加した
普段よりもたくさん食べたので、体重が増加するのは当たり前です。
しかし、これは体脂肪が増加したのではなく、一時的に体内に入った食べ物が多くなっただけです。
体重は増加しますが、体脂肪が増加したとは限りません。
大体の場合、食事を戻せば、3日ほどで元に戻ることがほとんどです。
それでも、食べすぎは禁物
一度の失敗は、大きなダメージにはならないとご紹介しましたが、2,3日と続くと話は別です。
ドミノは何回を倒してしまったり、倒れるのを阻止できないと、スタートまで後戻どりしてしまいます。
気の緩みは命取りになります。
これは、ダイエットも同じです。一度食べてしまってもリカバリーできますが、繰り返されれば、振り出しに戻る可能性もあるため注意が必要です。
一度食べてしまったら、すぐに切り替えて次の日から立て直しましょう。
衝動的な食べ過ぎを防ぐには
- 3食食べるようにする
- よく噛んで食べる
- 間食を利用する
- 夜更かしをしない
3食食べるようにする
食べなければ痩せるのは当たり前です。食べないダイエットは、栄養の偏りから健康にもプラスではありません。
きちんと、3食食べて痩せることを目指しましょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感を感じやすくなります。1回に20回から30回噛むことを意識したり、プロテインドリンクや置き換えドリンクのような流動食ではなく、なるべく固形食を食べるようにしましょう。
間食を利用する
こまめに間食を利用することで、ドカ食いを防げます。
間食には、ナッツやスルメ、ギリシャヨーグルト、プロテインなどがおすすめです。
夜更かしをしない
ダイエット中は早く寝るようにしましょう。睡眠不足は、過食や偏食を引き起こします。
6時間以上の睡眠時間を確保できるのが理想です。
まとめ
1回食べたからといって、振り出しに戻るわけではありません。
ダイエットはしっかり自己管理ができるに越したことはないですが、我慢できずに食べてしまうこともあると思います。
そんな時は、「少し遠回りをしてしまったな」と、気楽に考えて、また翌日から頑張りましょう。
完璧でなくてよいのです。継続することがダイエット成功への近道です。
一度の失敗で落ち込まず、ダイエットを楽しんでいきましょう。